iPhone12以降に搭載された【MagSafe】(マグセイフ)
MagSafeとはiPhoneの背面に搭載された磁力を用いた新しいアクセサリー規格です。
MagSafeを使用したアクセサリーはワイヤレス充電、カードケース等、今後も幅広い活躍が期待できるものなのですが今回はその中でもワイヤレス充電器(モバイルバッテリー)について検証した結果、【belkin BOOST↑CHARGE】を選ぶことになったのでその辺りについて解説していきたいと思います。
belkin BOOST↑CHARGEを選んだ理由
MagSafe対応のモバイルバッテリーを選ぶうえでのまず3つのモデルが候補になった。
- Apple MagSafeバッテリーパック
- Anker PowerCore Magnetic 5000
- belkin BOOST↑CHARGE
この3つのモバイルバッテリーの気になる性能比較をしてみました。
商品名 | 容 量 | 無線給電出力 | 価 格 |
1,460mAh | 5W | 11,800円 | |
5,000mAh | 5W | 4,000円弱 | |
2,500mAh | 7.5W | 4,000円弱 |
1つめのApple製は純正という安心感はあるものの残念ながらすべての項目において選ぶには物足りない結果となり必然的に残り2つに絞られることになった。
まずAnkerとbeikinとで容量について検証してみるとAnker 5,000mAh、belkin 2,500mAhということでAnkerに軍配が上がる結果だった訳だがそもそもiPhoneのバッテリー容量はというと約3,000mAhということでbeikinではiPhoneをMAX充電はできず、80%くらいの充電しかできないことが分かる。
では、なぜbelkinを選んだか?それは『無線給電出力』の差で決めた。
もう少し説明すると普段モバイルバッテリーの使用方法として電池残量0からMAXまでの充電という使い方はぼくの場合少ない。であれば80%であろうと早く充電できた方が使い勝手がいいという結論からである。
充電性能の検証
では実際、どの程度の充電ができるのだろうか?実際に使用し検証してみました。
iPhone12miniバッテリー残量5%の状態からフル充電された【belkin BOOST↑CHARGE】で無線充電をしてみた。(MagsSafe対応ケース装着)
充電開始から約3時間経過したところで【belkin BOOST↑CHARGE】のバッテリーが切れた。
肝心のiPhone12miniはというと
81%の充電ができているという結果となった。
また、充電中はバッテリー、iPhone共に持てない程ではないが少し気になる程度の熱を持つ状態が続いていた。
補足だがこの商品は有線での充電は不可であるがバッテリー自体に給電した状態での充電はできる。
装着感
写真はiPhone12miniだがサイズ感的にはminiでぴったりの物となっていて重さも150gで装着したまま使用していても個人的にはそこまで不自由な重さではなかった。
横からの見た目はこんな感じでサイドに見えているのが電源(1番左)でバッテリー残量が4メモリで確認できる。
マグネットにおいてもMagSafe対応ケースを付けたままでもしっかり接着されており使用中に外れてしまうような心配感は全く感じなかった。
考 察
今回は【belkin BOOST↑CHARGE】を選び実際に使用しているが今のところ特に不自由なしに使えておりiPhoneの充電器として日常持ち歩く1軍入りしている。【Anker PowerCore Magnetic 5000】も用途によっては選択してもいい商品ではないかと思った。
何よりこのMagSafe対応の充電器は煩わしいケーブルもいらず装着したまま使用できるのがとても重宝しているのでMagSafe対応モバイルバッテリーをお探しの方は購入してみてもいいのではないかと思える。
しかしながら給電においては急速給電とまではいかず普段から急速充電でなれていると正直、充電スピードについては物足りなさを感じてしまい、まだまだ改良の余地があると思わざるを得ない。
現在の有線でのモバイルバッテリーで不便さをそこまで感じていないのであればまだ新商品を待つのもありなのではないだろうか。