ちゃお よしとみです!
現在、離婚を考えていて親権を取りシングルファーザーとやっていこうとしているが近くに相談できる人もいないし仕事と家事の両立なんてできるか不安だと悩んでいませんか?
シングルファーザーとして生活を始め2年半経ったぼくが経験を通じてそんな悩みを解決するお手伝いをしていきます。
結論
”あなたならできる!!”
これ結構大マジに言っています。と言うのもそれだけ悩んでいるという事はそれだけ真剣に考えている。すなわち考えることができる人だと思うからです。
そしてここが肝となっていきますができるか?ではなく、やるんだ!という気持ち。例えば『自分は仕事、家事を両立させ子どもをしっかりと育て上げる!』というような自己概念をしっかりと持つ
決意と覚悟
が重要になってきます。
精神論のように聞こえるかもしれませんがこの『決意と覚悟』はかなり重要なことだと思いますのでもう一度自分自身と向き合って考えてみて下さい。
その決意と覚悟ができた方に実際に行動(離婚)する前に考えておく、やっておく事についてお話ししていきたいと思います。
1.タイムスケジュール
まずご自身の仕事のタイムスケジュールを視覚化していきましょう。
8:00 | 自宅出発 |
9:00 | 出社 |
19:00 | 退社 |
20:00 | 帰宅 |
例えばこんな感じだとします。続いて家事を含んだ育児についてのタイムスケジュールも同じように視覚化していきます。
7:00 | 朝食 |
8:00 | 登校 |
15:00 | 下校 |
19:00 | 入浴、洗濯 |
20:00 | 夕食 |
21:00 | 就寝 |
ここまでできたら2つのタイムスケジュールを横に並べてどこが重なり改善しないといけないかを明確にする。
時間 | 仕事 | 育児 |
7:00 | 朝食 | |
8:00 | 自宅出発 | 登校 |
9:00 | 出社 | 学校 |
15:00 | 勤務中 | 下校 |
勤務中 | 子どもだけでいる時間帯 | |
19:00 | 退社 | 入浴、洗濯 |
20:00 | 帰宅 | 夕食 |
21:00 | 就寝 | |
こうすることでどこをどう考えるかが見えてくると思う。
例えば子どもがまだ小学校低学年である場合、下校時にはまだ勤務中であるというような不具合が見えてくる。
改善箇所が見えてきたら対策について考えていきましょう。
今回は例なのでだいぶ省略しているところもありますが実際は買い物、掃除などありますのでご自身の生活スタイルに合わせてなるべく細かく作っていって下さい。
2.お住まいの市区町村の育児制度を調べる
次にあなたのお住まいの市区町村のホームページで育児・保育についてのどのような支援、取組みがあるのか調べてみて下さい。
- 生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)
- 児童館
- 学童保育クラブ
- 放課後フリークラブ
- 子育て、保育に関する助成・援助
- 子どもの健康・医療
- ひとり親家庭で児童を養育している方のための制度
などなどお住まいの地域で違いはあるものの色々な取組みがあるはずです。特に【ひとり親家庭で児童を養育している方のための制度】においては
- 経済的支援
- 就労支援
- 保育・家事支援
- 住まい
- 学校・教育
の内容でほとんどの地域で対応しているはずです。
ただ注意点もあってシングルファーザーになろうという方の多くが当てはまると思いますが、これまで収入の主であった方は多くの場合収入制限によって生活支援給付金のような経済的支援は除外されてしまうということです。なのでこういった制限(上限)はよく確認をしてみて下さい。
調べるのも大変だという方は相談窓口もあるので活用することをおすすめします。
3.生活費はいくらかかる?
この記事を読まれている男性の多くは今まで家計を奥さんに任せていた方も多いのではないでしょうか?
しかしシングルになるとそれも全てご自身で行わなくてはいけなくなります。なのでシングルになるまでに家計が何にいくらぐらい掛かるのか把握しておくことが良いと思います。把握することで節約できるところも見えてきます。
ぼくも家計は全て任せていたので分かりませんでしたが生活費としての全体把握そしてその細目を家計簿を使ってシミュレーションしながら把握していきました。生活費と言っても実際調べていくと結構いろんな項目が出てくると思います。
- 食費・・・食事(食材)代、おやつ
- 光熱費・・・電気、ガス、水道
- 通信費
- 住居費・・・家賃、ローン、家具、家電
- 日用品・・・洗剤、歯磨き粉、シャンプーetc.
- 衣服・・・子どもが小さいと着れなくなるのも早い
- 医療費
- 教育費・・・給食費、習い事
- 保険・・・生命保険、火災保険
- 交際費・・・お茶代、冠婚葬祭etc.
- 娯楽費・・・誕生日等のイベント、旅行
今は家計簿アプリを色々あり便利になっているので是非活用してみて下さい。そして生活費が最大限に下げられる範囲を把握しておいて下さい。
4.仕事について考える
シングルになった後、仕事をどうするのか?今まで通り働けるのか?1番大きな問題で皆さんも気になるところだと思います。
しかし、ここまででシングルになった時のタイムスケジュールが見えてきて市区町村の育児支援でどこまで今まで通りの働き方ができるのか、そして生活するのに最低いくら掛かるのかが見えてきたと思います。
そこでまず色々調整してきたがどうしても仕事に従事できない時間帯がある方もいるかと思います。そこを今回作成したタイムスケジュールを持って会社に相談してみましょう。良い会社であればあなたの働き方のサポートをしてくれるかもしれません。
また、その条件として減俸を提示されるかもしれません。しかし最低生活費を捻出するための最低賃金を把握しておくことで交渉することも可能になります。交渉する上でこちらの妥協点を提示し折れる箇所を作ることで交渉成功率もグンと上がるはずです。
そして、どうしても折り合いがつかない場合はその最低賃金が確保できる仕事探すということになります。
さらに転職しても最低賃金を確保することが難しい時には収入が先の2.で述べた市区町村の生活支援給付金のような経済的支援を受けられる範囲になってきているはずです。
5.まとめ
以上、いろいろお話ししてきましたがこれはぼくが実際に考えてきたことです。これだけ事前に考えイメージしてきてはいても実際にシングルになってみると足りない部分がやはり出てくるものです。そのためにも1〜4.についてはしっかり整理していく必要があります。
- タイムスケジュールを作成し仕事と育児が両立できない箇所を炙り出す
- 市区町村の支援を最大限に利用し時には民間のホームヘルパーも視野に入れる
- 生活費を把握し極力抑える
- しっかりとした材料(1〜3)を持ち誠意を持って会社と交渉する
そしてこれらの準備を行いシングルとしてやっていくためにはやはり『決意と覚悟』が必要になるかと思います。
しかしながらここまで読んできたあなたであれは必ずやっていけると思います!一緒にがんばっていきましょう!
この記事を読んで一緒にがんばっていける仲間が増えると嬉しいです。コメント、SNS(プロフィール欄)でのご連絡待ってます♪
ばいばいっ